カスタマーサービスの考え方
02/01/2017
商品もサービスも豊富に流通するようになったことを受けて、世の中はサービスの時代と言われるようになりましたが、
それはあらゆる業界において共通していることです。
患者が医師に診断や治療を求めに来ているという時代は終わり、患者が医師や医療機関やサービスを個人で選んで受けに来るという時代になっています。
介護施設や有料サービスも豊富になり、「患者側が選ぶ」という考え方が世の中に浸透しています。
そのため、そこに勤めるスタッフはサービスの提供者という自覚を持つことが必要になっているのです。
このようなことから、看護師が医療や介護に携わるときの心構えとして、「自分の仕事はカスタマーサービスである」という意識を持つことが大切です。
全てのサービスはカスタマーの満足のためにある、という考え方をもって、仕事をしていかなければ患者から不満を訴えられてしまう時代となっています。
モンスターペイシェントと呼ばれる患者も稀にいるものの、例えそういった相手であっても、あくまで個人の意思を尊重していかなければなりません。
お客様を第一にするという姿勢が、医療現場の看護師に求められるようになっているのです。
患者や要介護者の側で働くことが多い職種だからこそ、「カスタマーサービス」を心構えとして持つことが重要視されており、
これから看護師になる人も、既に現場で働いている人も認識しなければならない事実として記憶に留めておきましょう。
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