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心の準備運動をしよう

医療の現場でも社会マナーが必要です

03/01/2017

医療業界には特殊な環境が出来あがっていることがよく知られています。
効率を優先して、より良い医療を施すために、患者に最適な治療を施しさえすれば良いというような認識が医療従事者の間で成立しているのです。
実習を通してそのことをよく知っている看護師は、その特殊な環境に適応できれば良いと考えて現場に向かってしまいがちになります。

しかし、現実的にはその意識以前に必要なものが欠けてしまっている点を患者に指摘されることがよくあるのが実状です。
患者の機嫌を損ねる例として最も多いのが基本的な社会マナーがなっていないことがよくあります。
医療従事者間のコミュニケーションでは許されるような言葉遣いも、一般の患者を相手にするときには許されません。
その点を十分に理解していなかったり、頭では理解していても実践できなかったりする看護師が患者からの非難の声を浴びることがあります。
医療業界に特殊な環境があるとはいえ、医療従事者はサービスを提供する社会人でもあります。
そのため、基本的なマナーを身につけていることが求められているという心構えを持って現場に向かうことが大切です。
働き始めてみると様々な場面で社会マナーが必要だということを認識出来る機会は多いものの、新人の立場では盲点になってしまうことも珍しくありません。
患者への医療サービスの担い手になる看護師は、社会マナーの心構えをしっかりと持って準備をして仕事を始める必要があります。

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